1978年にトウ小平主導で開始された「改革・開放政策」以降、中国経済は急速に成長を続けてきました。過去20年間の成長率は平均9%以上を継続し、2003年のGDP(国内総生産)も1980年と比べ約25倍と、驚異的な成長を見せています。また、今後10年間も平均7%以上の経済成長が続くものと見込まれています。
購買力平価を基準とするGDPでは、すでに中国は日本を抜いて世界第2位の経済大国となっているという調査もあり、2020年にはアメリカを抜いてGDPが世界一になるという話も真実味を帯びてきました。
|
石炭産業 業界再編の動きと環境保護問題
第11次の五ヵ年計画で、石炭業界の再編が進んでいます。
大企業の優位で進行すると同時に、環境保護政策の一環で、環境保護税が、企業の新たな負担となりそうです。
石炭の需要は、発電施設、鉄鋼化学工場などが主ですが、発電施設の需要は年間20パーセント増であり、来年も同程度の伸びが予測されます。相次ぐ探鉱事故で、政府の安全対策は進みつつありますし、在庫も安定軌道にあり、石炭価格も安定するのでは、との予測があります。
神華能源01088 日本円最低取引価格380,599円 500株
石炭販売量トップ企業 発電量でも伸びています。
ヤン州煤業01171 日本円最低取引価格525,480円 2000株
輸出量最大企業 液化石炭プロジェクトも成功しています。
中煤能源新01898 日本円最低取引価格 未確認 2000株
中国第2位の石炭会社と憶えておいてください。埋蔵量は35億トンで、50年以上の採掘能力があります。
しかし石炭といえば斜陽産業だった日本です。
※中国銀行(3988/HK)は30日、07年1−9月期(国際会計基準)の純利益が前年同期比40.4%増の454億7400万人民元(EPS:0.18人民元)に達したと発表したそうです。純利息収入は26.7%増の1105億7300万人民元だそうです。有望ですね※